大正野球娘。(小説版)

「小説版」というか、こちらが元祖で原作なのだがアニメから入った人間によるアニメありきのレビューなのであえて小説版と言わせてもらいます。

ストーリーは完全なアナザーストーリー。
双恋とフタコイオルタナティブくらい違う、というと言い過ぎだがストロベリーパニックの小説とアニメくらいは違う。
一番違和感があるはキャラ間の呼び方。
呼び名が違うってことは呼ぶキャラクターのパーソナリティが違い、人間関係が違うってことでもあるので、ある意味納得の差異。
違いを納得してしまうと元々小池定路は好きなのもあり、挿絵の違和感も消えプラスポイントになる。

文章はふつーのラノベよりは固めで大正舞台の物語に合っている。
かと言って内容まで固いわけではなく、コメディ分も充分。

1巻は最初の練習試合まで。と言っても物語の展開自体が異なるので目安にはならないが。
アニメでは絡みのほとんどなかった小梅と静とか乃絵と環とか意外な組み合わせのエピソードも見所。
アニメにもあった雪と環の「素直になろうよ、たまちゃん」シーンなんかは小説版の方が破壊力が高かった。
親バレの話はアニメとは全く方向性の違うエピソードでかつ重要性の高い位置付けに。

アニメとは完全に別物でキャラクターも微妙に異なることが多いが掛け値無しにおもしろい。
よくあるアニメのベタなぞり小説を読むより格段におもしろい事は保証。
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by nayuta_m | 2009-11-08 18:23 |
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