舞-乙HiME以降の展開が尻すぼみ、Zweiの締めが色々な意味で終わってた
と言うことで舞-HiMEシリーズに対する熱意はゼロ状態で惰性購入。
メーカー的にもパッケージは通常版のみ発売、OVAとは思えない気合の感じられないつくり。
期待度ミニマムでなんとなく見たのだが、これは熱い!
つかみから劇場公開作のような痛快なアクション、スピーディーな展開。
この辺はZweiからさらに磨きがかかっている。
メガネ、メイド服、ツインテールのレナ・ユメミヤ(!)が最高!
舞-乙HiMEのイメージだとどうしても母親になっちゃうけど、それを一発で払拭するナイス初登場。
そして生身でサイボーグと戦う戦闘力はさすが歴代最強オトメ。
ほっとけない系で最強、シフルとの関係とかもなんとなく読子・リードマンを思わせる。
舞-乙HiMEと隣り合う時代が舞台なのでスターシステムそのままで出てくるのはDestinyコンビくらい、舞-HiMEシリーズ初登場な顔ぶれが非常に新鮮。
キャラが変われば性格も人間関係もゼロから構築なのでその辺も見所。
あと主役(?)のシフルがサガのニコラと同じフラン姓だったり。
声が小清水ってことでニナつながりでヴィントブルームの王族になるんだろうな~とか世界設定系の考察も楽しめる。
エンディングに出てくるサガのアヤネそっくりのキャラ(ハザクラ・サクラ?)とかも気になるし。
ラストバトルで満を持してレナマテリアライズ!
って赤いよローブが!!
これってアヤネの石じゃん!!!
ダメだわコレ最高。
バトルシーンも存分にレナの最強ぶりが描かれる。
サガで主役をはった「孤高の紅翡翠」がレナのパワーに耐えられず砕けるってどんだけよ。
敵方も五柱を含めたマイスターオトメ3人がかりで倒しきれないM-9とか熱すぎる。
アンドロイド(?)ってことでミユとの関係も気になるし。
冒頭の真祖時代の映像といい、今回こそ世界設定を描く気があるみたいだし、バトル描写もハイレベル。
(Zweiの時も言った気がするが)このクオリティで最後まで行ってくれれば傑作になる予感。
最後が舞-乙HiME定番の爆発オチで終わったのだけが心配だけど……。