リトルバスターズ! その1
京アニ版クラナドが面白くてたまらないので、途中で止まっていたリトバスをコンプリート。

その辺の量産萌え絵ゲームと比べれば断然おもしろく、楽しめた。
だがKey系ゲームの中で言うとMOON.からクラナドまでよりは一枚も二枚も格が落ちる感じ。
おもしろさうんぬんよりも心に響く何かを残せていない。
智代アフターと比べてどっちが上かなという評価レベル。

>音楽
Keyゲーム目玉のひとつであるBGMも耳に残る曲はあっても心に残るような名曲はなし。
ボーカル曲もなまじ曲数を増やしたおかげで印象がぼやけてしまった。
クラナドのOP、ED、挿入歌、最終EDの4曲構成が最大数かな。
ただオーラスのエンディングソングだけはガチに最高。というかこれしかないでしょう。
心配した歌詞も別バージョンで合わせてきてるし。

>システム
プレイして最も驚く事実、リトルバスターズは野球ゲームだった!
というか野球といいバトルといいサブゲームの作り込みが異常。
他メーカーがファンディスク用に作るようなものを本編に惜しみなく投入して、しかも出来がいい。
いちいちネタも細かくて、美魚が泡立てのコツを覚えた時はどうしようかと思ったよ。
馬鹿らしいことを真剣に楽しくという恭介イズムがゲーム的にも溢れている。
そういう意味では試合本番は半端なシステムでちょっとガッカリだった。
あれをアクションにしてしまうとそれこそ本当に野球ゲームになっちゃうけど。

純粋なシステムとしてはセーブデータの整理機能はすばらしい。
あとは数を1.5倍にしてサムネイルを付けてくれれば最強。

>シナリオ
偉大なるワンパターン、ルーチンワークな日常が楽しくなってくるところが凄い。
今回の男友達キャラ3人制は純粋に大成功。
まさか筋肉ネタがここまで膨らむとは……脱帽です。
野球の試合終了までの共通ルート部分は文句なしに楽しい。

個別ルート前半部分は昨今の萌えだけゲームと比べても見劣りしない出来。
初見で個人的圏外だったキャラも十分に萌えさせてくれるクオリティはKeyゲーム中トップと言ってもいい。

しかし共通ルートと専用ルート前半でつちかったキャラへの思い入れと萌えをことごとく打ち壊す終盤のつくりはまるで苦行。
起こる事件も理解不能で理不尽な超展開ばかり。
延々と読まされるうちにキャラ萌えは霧散していく。
全てのキャラで同様ってことはやっぱ意識的にやってるんだろうな。
プレイヤー的には全く必要と思えないし、このレベルなら単なる萌えゲーとして終わらせてくれた方がマシだった。

ミニゲームとかの作り込みを見ると開発期間が短かったとも思えないんだが
シナリオに関してはもう少し何とかして欲しかった。
萌えギャグ主体なら後半部分はいらないし、今までのKeyらしい感動系を作りたいならあまりにクオリティが低すぎる。

ディスクレスが不可になった事も含めていろいろ方向性がずれてきてる気がする。

>キャラ別レビューに続く。
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by nayuta_m | 2007-11-04 23:59 | ゲーム
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