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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序
正直こういう過去の遺産を使って再生産というやり方はキライで
映画の日で1000円と言う価格がなければ見に行く気は皆無だったのも事実。

でもいい意味で裏切られて
劇場版Zみたいに良かった探しをしなくても充分におもしろかった。
もとの作画がよかったのもあり新規追加部分との違和感も感じなかったし

作画とかセリフとか細かいシチュエーションの変化より
気になったのは音楽の方。
曲自体は悪くないし元からこっちが使われていれば違和感なかったんだろうけど
同じシーンで別の曲がかかると非常に気持ち悪い。

>エヴァ
新規作画のメインはメカ、戦闘関連。
その中では地味な色変えだと思っていたエヴァだが
初戦闘の夜間戦で、緑色部分が蛍光色っぽく光っていて非常に美しい。
新劇場版のモデルはこれを再現してないとダメでしょう。


以下ネタバレあり


>ストーリー
ヤシマ作戦まではほぼテレビ版どおり。
コードギアスやグレンラガンのような最近はやりのスピード展開に構成しなおしたと見れば
気にならないささいな違いがほとんど。
ミサトとの打ち解けを逃げ出した後に置かず
ヤシマ作戦まで引き伸ばしたのは結構思い切った変更かな。
厳密には和解の方向性が全然違うんだけど。

使徒が第4から登場で全13体ってのは
意味ある数字への変更&劇場版での尺問題解決でうまい変更。
マトリエルあたりは絶対削られるな。

一番気になったのはシンジをレイに接近させるという方向性が
演出レベルだけでなく、劇中でゲンドウに公言させていたこと。
念願のレイルートフラグ!?

>ヤシマ作戦
ラミエルの変わりようはかなりがっかりな感じだけど
オーラスにふさわしい絵的インパクトを作るという点では是。

レイの笑顔のシーンでゲンドウをオーバーラップさせなかったのは
かなり大きな変更に感じた。
これもレイルートの伏線?

ラストのカヲル登場は知らなかったのでムッチャ衝撃。
数秒のシーンだがこれまた思わせぶりなセリフに状況描写。

>予告
弐号機アスカ
参号機トウジ
四号機消滅
まではテレビ版と同じみたいだけど
5号機、6号機ってなに?
てっきりカヲルが5号機に乗るぐらいのアレンジだと思ってたけど
月からくるのが6号機らしいのでカヲルはこっちだろうし
もしかしてメガネの新キャラが5号機かしら?
"破"ってタイトル通りムチャクチャ変わるんじゃないこれ。
次が2008年予定ってのもそれだけ変えるって事だと思うし。

次でここまで変えて全4部作って、ほとんど別物になる予感。
初回はメチャクチャエンターテイメントにアップグレードされたエヴァで
次からは世界設定とかストーリ面でもマジになる気?
くやしいけど絶対次も見に行くわ、決定!
by nayuta_m | 2007-09-01 23:59 | 映画
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