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ONE~輝く季節へ~ OVA 第1話~第2話
AT-XのCMを見て、あまりに原作と違う雰囲気が逆に気になっていたアニメ版ONE。
ケイエスエス製作の方の全年齢版OVAです。


第1話 雨の章 茜・詩子
詩子がタイトルになってヒロインクラスに昇格してます。
これで繭が出てこなかったら泣く。

いきなり舞台が温泉街みたいな古びた街。
場所どころか走ってるバスがえらく古いボンネットのあるタイプ。
原作とは場所も時代も異なるってことでしょうか?

ONEの声は個人的にドラマCD版がはまってて好きなんだけど。
今回の茜と詩子の声はイメージがかなり違う。
作画は悪くない。
悪くないけどデザインは全くの別人です。

ONEのシリアスなところとワケのわからない所だけを持ってきた感じ。
そのアプローチは別にいいんだけど
できたものは、思わせぶりな描写を重ねていくだけで何も語られない、語る気にもならない代物。
似てなくても原作無視でもいいけどおもしろくないのは問題外。
原作を知っている人なら想像できる部分もあるけど、それを頼りにするならあまりにも原作を改悪しすぎだし。

結局何もわからないままに終わる。
全て丸投げしたまま最終巻に行きそうな気配。
でもそこに納得できる結末が用意されている気もしないんだよな。


第2話 風の章 留美・瑞佳
なぜか七瀬が前にきてますのタイトル。
1話以上に違和感がある二人。
互いに留美ちゃん、瑞佳ちゃんと呼び合うのは気持ち悪い。
性格も全く違うし、もはや名前が同じだけの別人です。

とりあえず浩平がまともに存在していないようなので、えいえんのせかいへ行った後なのかな。
空白の一年をアニメ化するってのは原作通りの設定、キャラでやってくれればかなり魅力的なんだけど……。

1話同様意味ありげなシーンを垂れ流して終わる。


最後の締め如何では逆転もありえるが正直微妙な出来です。
by nayuta_m | 2006-08-07 23:27 | アニメ
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