ファウストvol6に掲載された竜騎士07の前後編読みきり。
まずネタバレのない全体の感想。
今まで竜騎士07というとひぐらしはすごいがそれ以外ではどうなの?
という個人的な疑問があったが
これを読んで一言「疑ってゴメンナサイ」
ふつーの小説でもこれだけ面白ければ
ひぐらしが完結した後も安心して次を期待できます。
以下ネタバレあり。
SIDE-A SIDE-Bの前編、後編でがらっと雰囲気が変わる。
前編はひぐらしの解のような裏側から見たいわゆる舞台裏のおもしろさ。
後編は京極夏彦の妖怪シリーズに酷似する文字通り呪いの解呪。
最終的に全てが常識の範囲内で説明されるという
ある意味スカッとする結末で終わる。
と思ったんだけどそこでさらにひとひねり
了のあとに続きがあるというゲーム文化的なしかけを使って
せっかくクリアになった物語りをまた煙に巻く
このつけたし部分の是非はむちゃくちゃ是。
鳥肌が立つほどのクライマックスに感じた。
ということで積んでた皆殺し編やるかな。