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仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦
ディケイドVSゴーカイレッドでオールライダー&オールスーパー戦隊という期待度マックスな組み合わせ。
だが大戦系映画では一番つまらない作品だった気がする。

今までのお祭り映画と違い、わき道に逃げずにオールライダー(スーパー戦隊)が戦う理由をメインに物語が描かれる。
ただその部分がワクワクしないし見ていてつまらない。
少なくとも子供向けという面もある(というかメインの)映画でこのドラマ部分のバランスはマイナス。
登場するキャラのチョイスや絡ませ方は面白そうなのにどうしてこうなったという感想。
逆にこの部分がきちんと魅せられるものだったら傑作になっていたのだが。

逆に終盤のバトルは素晴らしかった。
ボリュームもアクションも文句なし。
終盤にアクションリソースを割きすぎて他がパワーダウンしたのだとしたら、それはもったいないな。


以下ネタバレあり。


やっぱり現役組(フォーゼ&ゴーバスターズ)の映画なのかよ、と思わせておいてディケイド&ゴーカイジャーの映画? と思わせておいて実はディエンド&ゴーカイブルーが話の中心という異色の映画。
しかもその二人にオーズの比奈が絡むとかホント筋だけ聞くと面白いに違いないと思える内容。
これで会話劇や心情をもっと魅せられてたら素晴らしかったんだが。

ラストの史上最大のヒーローバトル
その人数が並んだシーンだけでも見て損は無し。
パンフによるとライダー側50人、戦隊側173人という200人越えのヒーローバトル!
それでもライダー側はサブライダーがほぼ未参戦だからな。まだまだ増やせます(笑)

大人数がただアクションするだけの大味な作りではなく
響とマジレンジャーという同時期放送組がコンビネーション技を出したりとか小技も効いているのがニクイ。

そして、まさかのラスボスディエンドという意外性ときちんと現役組のフォーゼ&ゴーバスターズに華を持たせるラストも素晴らしい。

なまじドラマ性を上げたばかりに欠点が目立ったけど、いつものお祭りと割り切ればいい映画?
だとするとなおさらドラマ部分をもっと簡潔にまとめても良かった気もするが。
by nayuta_m | 2012-04-22 23:59 | 映画
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