映画けいおん!
ファンにとっては最高の映画。
もはや文句はグッズが軒並み売り切れていた事ぐらい。

海外旅行をネタにしたお祭り映画と思いきや本編の重要な補完も色々あったし物語も(ある意味本編以上に)しっかり作られている。
パラレル設定でもなく、テレビ版の焼き直しでもないのに、もうひとつのエンディングと言っていいほどしっかりと作品を締めている完成度が素晴らしい。

以下ネタバレあり


映画で2時間というと長い方だがそれを全く感じさせない飽きさせないおもしろさ。
すぐに海外かと思いきや旅行の準備段階から尺が贅沢にとられ、帰国後に関してもおまけ的エピローグ的なものではなく作品の最後を締めるエピソードがしっかり描かれる。
もちろんロンドンでのエピソードも不足感は感じないし、時間だけでなく内容の方もたっぷりと満足感のあるボリューム。

それでもカットされてるっぽいシーンもあったな、そういえば。
その辺はディレクターズカットのブルーレイが出る事に期待。

イベント的な目玉である海外旅行と共に何を梓へプレゼントするかという悩みが平行して描かれるストーリー展開。
それが重過ぎず、軽すぎず絶妙のバランス配分で描かれていくおかげで、エピソード的な部分でおもしろおかしく楽しんでも、最後に泣かせるラストシーンが浮かずに違和感なく入り込んでくる。

テレビ本編では梓視点の方が強かった卒業エピソードを、卒業する側の視点から、しかもほとんどシーンをかぶせる事無く見せるという絶妙かつ贅沢な構成。
テレビの2期自体、梓主体で進むエピソードが多かったので、これでやっと本来の主人公の物語が完結したなあと感じてしまった。

エンディング
「おしまい」と出た後に暗転してエンドロール。
まさかここで席を立つけいおんファンはいないと思うがこのあとに
テレビ版エンディングと同じ澪メインのPV風エンディングあり。
これが鳥肌立つほどよかった。
新曲が少なく既存曲が目立っていた劇場版だが最後にCDが欲しくなるニクイ演出。

最近、劇場版アニメのクオリティがおそろしく上がっているが、その中でも突出するクオリティ。
けいおんの名に、京アニの名に恥じない期待を上回る素晴らしい作品だった。
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by nayuta_m | 2011-12-07 23:59 | 映画
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