シュタインズゲートの鈴羽視点コミカライズ完結巻
アナザーストーリーではなくサイドストーリーのこの作品。
あくまでゲーム本編の裏側に徹したため、3巻では新情報が少なくラウンダーの仮面の女以外は本編をなぞる形になってしまったのが残念。
全てを知っていても泣かされる鈴羽の父親が判明するシーンとか絶望の鈴羽からの手紙のシーンの表現を見るとゲームの純粋なコミカライズとしてのクオリティは高い。
でもコミカライズが山のようにあるシュタゲなので、動かしやすい鈴羽を主人公にした今作はゲームとは世界線の違う独自展開する物語でもよかったのに。
せっかくそれを許容する世界設定のゲームなのだから。
ダルの嫁から始まって、今巻ではなにげに綯のフラグを立ててたりとファンにはうれしいワンポイントは色々あってよかったんだけど。
初回限定版
特典はスペシャルブックレット
連載時のカラーページ収録と1~3巻表紙イラスト、1~2巻店舗特典イラストがカラーで収録。
ここまでやって、どうして3巻の特典イラストを入れなかったし……。
書き下ろしコミックは8ページの超短編。
オカリンが死んだときのダルのエピソード。まあこっちはメインじゃないな。
これが300円弱プラスして手に入るというのは微妙なところ。
同人誌とか買ってる層には安く感じるだろうし、そうでなければ高い?
どっちにしてもプレミアが付かない程度に出荷してくれれば文句ないんだけど。