最近めっきり手が出なくなった新作ラノベ。
今回も小説より野々原幹のイラスト目当ての購入だったが、予想外のおもしろさ、そしてイラストレーターのベストチョイス度で久々に大満足ラノベに。
にしてもミリタリー+クトゥルー+ロリとかマニアック過ぎるにも程がある。
今作は邪神の設定が(萌え的に)すばらしい。
召喚者の理想の容姿で無条件に自分を愛してくれる存在とか、まさに究極の萌えキャラ。
召喚者ごとに様々なタイプの美少女キャラが出てくるし、そのイラストも素晴らしい。
まじめに見ても単に邪神を萌え擬人化したのではなく、理由付けをきっちり行った上で少女の姿になってる所がいい。
邪神が契約者に対してマイナスの対価を要求しない(むしろ力の使いすぎで発狂しないように心配してくれる)のは斬新。
ミリオタではないので軍事関連の内容についてどの程度史実に沿ってるのか不明だが
上記のクトゥルー設定の取り込み方といい、非常にまじめに世界設定を構築している。
設定、キャラ、文章どれをとっても文句のない良ラノベ
ただラストが全く締まってない、というか続編ありきだよなコレ。
一章もうけて紹介した最凶の契約者とか全く本編に絡んでないし。
ということで続巻大期待。