装甲悪鬼村正ネタバレありキャラ別レビュー
「悪鬼編」
数年後のエピローグまで付いてムチャクチャ綺麗に終わっていた魔王編。
そこから直で始まる悪鬼編の存在はある意味一番のサプライズ。
どうせ村正とのエチシーンのためだけの蛇足エピソードじゃないのと思って始めたが
短い中に景明のダメっぷりと復活、最後に悪鬼として生きることを決意するまでを描く、付け足しでは終わらない濃いエピソード。
唯一敵と認めた雪車町一蔵が最後に立ちはだかるとか、もうしびれる展開。
魔王編のエピローグと時系列が前後しているのもよりエピローグ部分を印象深くしてるし、何より作品の締めが血のたぎる感じで終わるのが素晴らしい。
不満点を強いて言うならあんまり村正がヒロインらしくない所かな?
正直人化はネタとしてはいいけど、魔王編の蜘蛛村正にときめいてた展開の方に一票。
ゲーム全体では描かれ足りない要素はごまんとあったが、主人公である景明に関しては充分過ぎるほど描ききった感想。
最後までやるのとやらないのでは評価が大きく変わるタイプの作品。
システム的にもネタ的にもあと少し煮詰めてくれていたら絶賛まで行くポテンシャルはあったのに、残念。