大正野球娘。小説版第2巻。試合終了。
最高!
アニメから入ってるので、小説版は違和感バリバリだったがここまで読むと完全肯定、断然ファンに。
アニメではあまり無かった泣かせるシーンが各所にあって、それが非常にいい。
雪の母上のシーンとか、あまりにお約束なのに何故かジーンと来る不思議。
新書版2冊という分量の中、キャラ数で割ればそんなに描写が割かれるわけではないのに
ポイントを押さえた描写で、どのキャラも個性が出ていて魅力的。
(アニメ視聴済み補正があるのかもしれないけど)
あえて言うと鏡子くらいかな、足りないと感じたのは。
胡蝶の顔がアニメとは別人な上に、鏡子と胡蝶の容姿が逆になっていたり?
各キャラの野球のうまさがアニメとは異なっていたりと
話の展開だけでなく、設定自体がアニメとは異なっているがそれがイヤではなく
アニメも小説もどちらも好きになった。
エピローグもたっぷり描かれ大満足。
その上、巻末おまけで小池定路の見開きマンガまで掲載って、素晴らしすぎる。