長編かつ次巻へつづくというこれまでで最大級のスケールのハルヒ最新巻
ついに二年へ進級、それにともない期待されていた新キャラ投入が行われる。
まあ、新キャラといっても今まで言葉では臭わされていたキョンの中学時代の彼女とか、雪山で襲ってきた敵とか前振りのある奴らばかりで完全新キャラはいないんだけど。
個人的に期待してた1年目の作風からチェンジしての敵対勢力との対決が発生しそうで楽しみ。
各個撃破ではなく敵側も協力体制をとるってのは意外だったけど。
しかもニセSOS団結成……限りなく王道だな。
ハルヒに対するポジションがあってもキョンに対するポジションのキャラがいない、これがまたキョン中心説を後押しするな~。
あまりはまらないことの多いタイトル。
今回の「分裂」もいまひとつわかりにくい。
読む前は文字通りふたりのハルヒが出現するかとも思ったんだけど。
ふたりのハルヒが佐々木を指すのか
それとも第二章から発生してるパラレル世界(?)記述を指すのか?
とりあえず今回だけでの評価は不可能、良くも悪くも「驚愕」待ちだな。