これは失敗したかも。
時系列にそって出夢、双識、戯言遣いという順で読んできたが
今回の四冊同時刊行のなかで唯一の書き下ろし=最後に書かれた物語なだけあり、人識の物語がほどよい感じで締まっている。
人識の自分探しの旅の終着っていうか執着の断ち切りというか。
哀川さん他人の人生に影響与えすぎ、立ち位置的に当然と言うか意外と言うかは微妙だが。
京都連続通り魔事件の裏なんでクビシメロマンチスト登場の懐かしいキャラが多数登場。
初めて踏み込んで描かれた魔女七々見奈波がふつーの腐女子でがっかり(?)
本人のいないところだと戯言遣いをしっかり友達と言っている人識かわいい。
というか戯言遣いほぼ出てこないよねコレ。
エピローグにしか出てこなかった双識編より酷い。
まあ無関係な関係という題目があるので正しいっちゃあ正しいけど。
とりあえず戯言本編8年後まで哀川さん&人識生存祝い。